album 『 Sing a Life 』 2007/04/25 Release YHCA-1012 ¥2,000 (tax in) |
01. Lie 02. 旅の途中 03. La La Little Rainbow Way 04. 私のいない時間 05. 夜のカケラ 06. 君が望むなら 07. 指折り夕日暮れ 08. Sing a Life 09. ここにいるよ (Live Version) |
01. Lie 1曲目はしっとりとした曲です。こういう曲でアルバムがスタートするのは初めての試みです。そして、聴けばわかると思いますが、弦楽器が入っているんです。なんとも悲しげな雰囲気をかもし出してくれています。楽器はものすごく少ない曲なんですが、歌詞はとても重たいんです。誰にだって、憧れや、嫉妬、ありますよね?そうではないことに気づいているからこそ、苦しいんですよね。私にとって憧れは、そんなにきれいなモノではないんです。あと、個人的にはアコギのボディーを叩く音が好きです。 02. 旅の途中 この曲、私のギター初曲ですよ!!あっ、ライブでだけですけどね。レコードではもちろん神です(笑)。空き時間、ギターの練習してたのを思い出します。 私、この曲のさびのメロディーが真っ先に浮かんだんです。あまりに興奮して、すぐに歌詞をのっけました。疾走感のある曲で良い感じです。 03. La La Little Rainbow Way 気付いた方、いらっしゃいますでしょうか?サビのコーラスが「ラ・ラ・リ・ル・レ〜」って、なってるんですよ。50音ラ行で構成されてて語呂がおもしろい!って事で作り始めた曲なんです。そしてなんと、この曲は私と、ギター神のダブルネームです。それ自体、かなり新しい試みなんです。あと、歌詞の内容はコンセプトの「道」。しかも見えない道。前向きな曲です。諦めずに自分を信じる。自分に言い聞かせたかったのかな…。どんな道を選んでも、自分を諦めないようにしないといけませんね。みんなRainbow Wayをみつけろー!!…みたいな…?? 04. 私のいない時間 大好きです、この曲。歌詞の人は本当に好きだったんでしょうね、この人のこと(笑)。歌詞の中で、気持ちがグン!と強気になる場所があります。そこが肝です!なんちゃって…。あと、サウンド的には薄〜くですがエマーソン北村さんのオルガンが効いてます。ベースもAメロの下っていく感じが、曲に味をつけてくれています。そして、何よりもイントロの私のピアノ!!なんて単純!!なんて切ない!!言い過ぎましたが、イメージはBEATLESです。 05. 夜のカケラ 初めはもっとダンサブルでしたが、却下されました(笑)。そしたら、こんなに優しい曲になってしまいました。良かった…。歌詞はとてもほんわかした恋愛曲です。私にだって、こうゆう部分もあるんです。ここでもエマーソン北村さんのオルガンが効いてます。それと、スライドギターが優しい雰囲気をかもしだしています。ほんと、優しい曲に仕上がりました。 |
06. 君が望むなら この曲も作曲は私と、神のダブルネームです。おおかたのイメージを私が持って行って、そのあと神と作っていきました。今回のアルバムのコンセプトとなる「道」、この曲でも大きな意味を持ちます。目に見える道と、見えない道、両方ありますが、これは見える方です。あぁ、何で私はこんなにも悲しい歌を書くのかしら…。最近は歌詞を、難しく書いたりするのは好きではないので素直に書いています。だから、あまり解説をしなくても解ると思います。そして、この曲は弦楽器!!すごいですよ!!本当に。なんてドラマチック。盛り上がります。必聴です。 07. 指折り夕日暮れ そんな夕日暮れ、辞書にはのってません。私が作った夕日の種類です。何度も指折り数えた夕日が暮れてゆく、とゆう意味です。まぁ、まんまです。秋の夕日は寂しいです。そうです、うまくいかないんです(笑)。このピアノ、スチールギター、ムーディーベース、最高です。いっぱいチャレンジしました。「指折り夕日暮れ」とゆう言葉以外、サビでは必要ありませんでした。泣ける…。 08. Sing a Life 以前メロウで宣言した「ブルースハープ吹くぞ」宣言。ちゃんと守りました。うまくなったかな…?イントロのギター、わくわくします。そしてさびのコーラスも良い感じです。この曲は私がとても辛い時期に書いた曲です。将来や、夢、恋人、友達、現実、いっぱい不安でいっぱい悩みました。そして出た答えがこれでした。今の私の結果です。そして私たちSLY TRIBESがこれから歩んで行く道です。ぜひ、自分の道と照らし合わせて聴いてみてて見てください。 09. ここにいるよ (Live Version) この曲は当初、このアルバムに入れる予定ではなかったんですが、レコーディングが終わった後、たまたま見つけた過去のライブ音源を聴いて「これや!!」と思い立ち、急遽、このアルバムに参加することになりました。この曲は、ライブに来ている方には何度も語っていますが、私の亡くなった父にあてた曲です。色んな事に不安になって、自分が見えなくなった時、父はどんな風に私を見ているのかなと、ふと思って書きました。この曲は実はとても古い曲なんですが、いまでもライブで歌うたびに胸が締め付けられます。ボーナストラックみたいですが、このアルバムの最後に、入れられるようになったのも、 何か今になって思うと、必然だったのかなとも思います。ここにいる人、見えない場所で見守ってくれている人、全てにこのアルバムの曲が届いて欲しいと、心から思っています。 |